上田デザインコラボのブログ

施主様からの感想


◎施主様からご感想をいただきました。

許可を得られたので、アップさせていただきます。(^^)

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上田先生  
ご無沙汰しております。元気にしていらっしゃいますでしょうか。 
お仕事お忙しくしておいでと思います。 

おかげさまで、自宅マンションが完成し、引越しをいたしました。(ツカレター……>_<…) 
とてもいい家になりました。住み良い間取り、風の通り抜ける内窓、最高です! 

家ができてから、上田先生のおっしゃっていた言葉、本の中の言葉、いろいろ思い起こされます。
部屋の中のあちこちをみては「先生がこう仰ってたなぁ。」と。すべてその通りでした。 

知識もなく優柔不断な性格で右往左往しましたが、
家づくりの最初の段階で上田先生に出会えた事に感謝です。
たくさんのアイデアを惜しみなく出していただいてありがとうございました。
とても勉強になりました。 

もしこちらへお越しの際は、お寄りいただければ嬉しいです。家族みんなでお待ちしてます。 
余裕が出てきたら、息子と、間取りプランナー講座を受けてみたいなー、と思っています。 

先生、お身体を大切になさってください。
・・・・

○○さま、マンションが無事、完成された由、誠に有難うございます(^^)。

皆様が、新しいおうちで、快適に暮らしていかれること、とても嬉しいです。

また機会がある時、お邪魔させていただきますね。(^^)

今後ともよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>。

・・・・

◎施主さまから感想をいただきました。

ご了承を得ましたので、 アップさせていただきます。(^^)

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上田先生 お世話になります。

感想を記入しますね。

駐車場と玄関が近く、便利です。

もちろん、もう少しスペースがあれば嬉しかったですけど、土地的にギリギリでしたので仕方ありません。

駐車場には屋根があり、雨にぬれることなく、玄関と行き来でき、便利です。

玄関を入ったところすぐに、納戸を作りましたが、便利です。

荷物をすぐに、ほうりこめるので。

勝手口を入ったところにも、納戸を作りましたが、 ゴミの分別や、水のストック、避難バック、野菜、果物、ストックなど なんでも置けるので、ゴミ捨てや生協の受け取りなど、便利です。

玄関や勝手口からすぐ、LDKに入れる動線が便利です。

ただ、冬は冷気がダイレクトに入ってくるので 開け閉めを速やかにする必要があります。

夏は開放的に開けて、玄関も網戸をして開けて、風を通すことができていいですね。

リビングとダイニングは、子供たちがリビングダイニングを走り回っています。

鏡を設置したことで、キッチンから子供たちの様子が見れるので つけてよかったです。

間接照明は、夜は柔らかいライティングが好きなので、重宝しています。

リビングに隣接した洗面所は、帰宅して直ぐ手洗いトイレに子供達のを連れていけるので便利です。

脱衣所にある大き目の洗面台が使いやすいです キッチンカウンターですが、高過ぎかと思うときがありますが、高くて良かったと思うこともあります。

キッチンからダイニングの様子が見えないので 子供が小さいうちは 結構危なっかしいです。

ただ、来客が来た時などは、キッチンのゴチャゴチャが見えないのでスッキリしていいです。

キッチンの近くに、洗面脱衣室を作りましたが、すごく便利です。

今は子供がイタズラするので扉を閉めていますが、家事動線的にすぐ隣なので便利です。

洗面脱衣室の隣に、着替え室(納戸)を作りましたが、これも便利です。

ただ、洗濯物を干す場所が、2階のサンルームのため、取り入れた時はちょっと不便です。

解決策として日常的には、洗濯機で乾燥にかけています。

乾燥機を使う場合は、とても動線が良くなり便利です。

リビングの隣に、着替え室(納戸)を作りましたが、 もし着替え室がなかったとしたら、子供達の衣類を 脱衣所かリビングに置く事になったと思いますので、ないと困りますね。

パパの朝の支度も、2階のクローゼットしかない場合は、上ったり下りたりとバタバタしないといけなくなったと思います。 なくてはならない部屋です。

階段にドアを付けましたが、ドアがないと、むちゃくちゃ寒いと思います。

あと子供達の出入りを制限できるチャイルドロックがいい感じです。

セントラル浄水器ですが、家中のお水が浄水されているので、 水回りの水垢がつきにくく、掃除が楽です。

もちろん、お肌にもいい感じで、肌の弱い次男のお肌が荒れにくくなりました。

1階の間取りですが、各部屋が全部つながっているので便利です。

まだ子供達の移動を制限するため、開けっ放しでは使えないですが。

各部屋には、大きな窓がなくて 心地がいいです。 (上田注:M様邸は市街地で、隣家が迫っているため、プライバシーが保てる、という意味)

収納を優先した事で、部屋がスッキリするので、とても心地の良い空間です。

階段を上がった2階の廊下のところに収納室を作りましたが、便利です。 普段使わないものを収納できます。

駐車場の手形を良く褒められます。

これから 子供達の成長と共に変化もしていくと思いますので、楽しみにしていきたいと思います。

近畿・M様

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◎施主さまから感想をいただきました。

ご了承を得て、アップさせていただきます。(^^)

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上田さま
いつもお世話になっております。

玄関の外に収納があるのは、いろんなものが仕舞えて、便利です。
ガーデニング用品とか、 水栓につなぐホースリールなどをしまうのにはちょうど良いです。
入居した時は、引越しで出た大量のダンボールの一時置き場にしていました。
あまり家の中には置いておきたくない物もあると思うので、良いスペースだと思います。 

玄関を入ったところにある収納室も便利です。
コート類、靴類などの他に、外回りの掃除用具、旅行用のキャリーバッグなども置いています。

玄関から階段が近いのも便利です。
玄関から2階へもすぐ上がれますし、2階から下りてきた時には、玄関だけでなく、
1階の各部屋へのアクセスも良い、ちょうど良い位置にあると思います。

階段を上がってリビングまでの廊下のところに収納室を作ってもらいましたが、これも使い良いです。
生活用品全般のストックも入れていますし、洋服掛けも使っています。
また、キッチンに近いので、食品庫としても、とても便利です。
収納室内は、冬は温度が低いので、食品をストックするのに、とても使いやすいです。 
今のところ、廊下の収納やキッチンの収納で足りているので、すっきり出来ています。 

リビングとダイニングに、床暖房があるのは、本当に有難いです。
また、上田さんの仰るように、ダイニング側は窓が大きく、明るくて気持ちよいです。 
対してリビング側は、窓が小さく、少し暗いのですが、それはそれで落ち着きます。

キッチンとダイニングの動線に不自由はありません。
ダイニングテーブルの置き方によっては、キッチンからすぐに、
食卓に居る人に物を手渡すこともできますし(^^)

うちは、私の好みで、キッチンとLDを区切ったのですが、これも、とても満足しています。
私は、家事をしている最中に誰かに見られたり、自分の視界に誰かが入ったりするのが 
ストレスなので、完全に個室状態に出来る形は嬉しいです。

料理に集中したいときは、ドアと、インナーサッシも閉められますし、広さもあるので、閉塞感は全く感じません。
それに、区切ったと言っても、キッチンへの出入り口は2ヶ所ありますので、
回遊できる感じで動線は便利ですし、インナーサッシを開けていれば対面キッチン風でもありますね。

家の一番奥に、寝室と奥様室を作りましたが、
LDとは最も離れたところになるので、リビングのテレビの音、あるいはキッチンの音が、 
それほど気にならないのは良いと思います(聞こえはしますが)。

奥様室も、LDの音が気にならず、落ち着くので、気に入っています。
寝室は、朝、とても明るくなりますが、生活リズムが不規則な我が家は、カーテンを1級遮光にして大正解でした。 

その他、便利だ!良かった!と思うところが沢山あります。

・玄関ポーチ
うちは2階が張出しているので、玄関ポーチの屋根になる部分が大きく、とても快適です。
(悪天候の時の、家への出入りとか、荷物の受け取りなど。宅配の人からも助かると言われました)

・郵便ポスト
家から出ずに郵便物を受け取れるのが、とても助かります。
(敷地内にどんどん人が入ってきますが、ご近所の視線も感じられるので、あまり危険は無いかと・・・)

・玄関の式台
靴やスリッパの脱ぎ履きなども、しやすい感じです(玄関に腰掛ける格好)。

・床暖房
LDKだけでなく、トイレや洗面脱衣室にも設置したので、暖かく、快適です。
寒い時期には、1階の玄関ホールにも入れておいて本当に良かったと実感しています。 

・電動シャッター
うちは、南面の窓は1階・2階とも、夜はシャッターを下ろしますので、電動は楽!ですね。
(音もほとんどしませんし)
特に1階は、防音室を夜中に使っても光が外に漏れなくなるので、気兼ねしなくて良いので助かります。

・インナーサッシ
断熱の面でも、防音の面でも、すごく良いですね。
家の中の音が外に漏れないし、外の音もほとんど聞こえないので、精神的ストレスがかなり減りました。
あと、主に不透明のものを付けたので、カーテンを開けても丸見えにならない安心感も大きいです(^^)

・階段の上下のドア
これは、寒さの面でも優れものですが、なんといっても、防音効果が素晴らしいです! 

うちは、2階のほうの階段ドアは、遮音効果があるものなのですよね。
ですが、それだけでは十分でなく、どちらかの階で音を出すと、やはり聞こえてしまいます。
でも、下の(遮音ではない)ドアが閉まっていると、全くと言ってよいほど、聞こえなくなります。
掃除機の大きな音も、ほぼ全く聞こえないので、気兼ねなく好きなときに掃除できたりもします。
(サッシも2重なので、外にも聞こえないので、生活時間が自由にできるのが良いですね)
うちは、ドアを2つ付けて本当に良かったです。

・サンルーム
うちは、基本、外に干しませんので、広くはないものの、とても重宝しております。
ダイニングスペースに隣接していて、仕切りの引き戸が半透明なので、
引き戸を閉めても洗濯物が見えてしまうのではないかと心配だったのですが、
案外見えにくく、大丈夫でした。

最後に、予算と広さがあれば、付けたかったかな~と思う設備は、エレベーターです。
うちは2階が生活スペースなので、買い物をしたら必ず2階に運ぶのですが、
かなり重いとき、荷物だけでもエレベーター(手動でも可)で上げることができれば、 
とても楽ですし、年を取ってからも安心かもしれません。

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◎施主さまから感想をいただきました。

ご了承を得て、アップさせていただきます。(^^)

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上田さん、こんばんは。

いつもお世話になっております。

間取りについての感想を送ります。

 

玄関と駐車場との関係ですが、

雨の日も濡れず、歩く距離が短いため、とても使いやすいです。

帰宅後は、コートをしまい、洗面所で手を洗う、

という一連の動線において、イメージしていた通り、とても使いやすいです。

外出時は、コートをはおって、カバンを持ち、玄関から外出する、

という動線においても、とても使いやすいです。

なお、着替え室は、洗濯物をしまうときにひとつの部屋で済むので楽です。

 

食品庫とキッチンも、とても使いやすいです。

目線にも配慮されていて、キッチンからも外の景色が見え、

とても気持ち良いです。

 

また、キッチンと脱衣室の関係ですが、

最初は、キッチンと脱衣室が離れているので動きやすいか半信半疑でしたが

いざ使ってみると、上田さんがおっしゃっていたとおり、

動きやすさを実感することができました。

 

ダイニングは明るいところに配置した結果、

明るく、景色が見え、とても居心地が良いです。

また、リビングでは、南にテレビを配置しましたが、

光の反射などなく、問題なく見れています。

 

階段ですが、これもまた、上田さんのおっしゃるとおり、

階段にドアを付けたことにより、

寒さを感じることなく生活できています。

 

1階洋室の窓のカーテンを開けると山が見え

階段からも外の景色が見えるのでとても気持ち良いです。

良い間取りをありがとうございました。

 

今日は、朝の風景の写真を添付させていただきました。

リビングでは毎朝、出勤、登園前に、

子供と主人がすごろくなりトランプをしていきます。

その横で私は、せかせかと家事をこなしています。

新居での初めてのビッグイベント「クリスマス」を来週に控え子供たちは大騒ぎです。

毎日私たち夫婦も子供たちも楽しく快適に過ごさせていただいてます。

ありがとうございました。

N県T様

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◎お施主さまからご感想をいただきました。
ご許可を得られたので、アップさせていただきますね。(^^)

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私が家造りを決意したとき、工務店に設計・施工を依頼しようと思っていました。

大手のハウスメーカーは経費ばかり高く、仕上がりに大差なければ、地元密着の工務店の方が経費も低く、アフターも含めて良いだろうと思ったからです。

書店で色々と家づくりの本を読んでいたとき、上田さんの本に出会い、ピンとくるものがありました。

それまで、建築家に依頼して家を建てるのは金持ちがやるものだと思っていたけれど、本を読んで、私のような庶民にも依頼可能だと感じました。

しかし、私の家は2世帯のため施工面積も広く、今回、業務①(設計・監理)をお願いしたのですが、

国産高級車が購入できるくらいの金額になってしまいました(汗)。

それでも、依頼した理由は、以下の通りです。

≪上田さんにお願いした理由≫

① 間取りに対する安心感と、一般的な建築家とは設計の視点が違うと感じた。(他の建築家に依頼したことがないので、私の直感です。)

② 工務店に対して、建築家物件としての割引を期待できる。(上田さんへの支払い分を値引きしてもらえる期待)

③ 上田さんが、誠実&信頼できる工務店探しをしてくれる。

④ 工務店との交渉や折衝や施工監理すべてをやってもらえる。

≪業務①(設計・監理)にした理由≫

業務②(設計)や業務③(間取り・外観)にしようかと随分悩みました。 誰しも安さに魅かれますし、潤沢な予算があるわけではありませんから。

① どんなにすばらしい設計でも、施工監理が悪ければダメだし、良心的な工務店かどうかは、素人では判断できません。

② 家という最初で最後の高額な買い物をするのに、費用をケチって後悔したくない。

③建築家に依頼すれば、建築費の値引き交渉をしてくれるため、私の実質の支払いはそんなに多くないだろうという期待・・・それなら、設計・監理をもちろんのこと、工務店選択まで、全て任せたいと思い、上田さんに業務①でお願いすることにしました。

依頼した当初は、金額が金額だけに、本当に良かったのだろうかと不安を抱いたのも事実です。

≪建築家物件としての値引き≫

① 見積りの結果、値引き額が予想以上に大きく、私個人で工務店に依頼した場合と比較して、ほぼ同額に近いくらいの金額で契約を締結できました

② 目安として、上田さんへの支払い分の8~9割はカバーできたと思っています。

③しかも、【満足のいく間取り】&【信頼できる工務店】&【安心できる施工監理付き】です。

≪その他の感想≫

① 設計料を上回る値引きがなくても、建築家に依頼することをお薦めします。

② 仮に設計料に見合う値引きがなく、支払いが増えても、家という高額な買い物の「安心料」と考えれば良いと思います。

③ 他の建築家に依頼したことがないので、上田さんとの比較はできませんが、私は上田さんに依頼してとても満足しています。

④ 選んで頂いた工務店も、信頼でき誠実な会社でした。

⑤ いいものは高く、安くていいものはない。良い家は、専門家に任せた結果なのだと思います。

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お施主様、ご感想を有難うございました。

「施主様を幸せに導く」というのが、私の理念・使命です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>(^^)

リフォームでの注意点


リフォームのご質問をいただいたので、こちらでご返答しますね。(^^)

「私は中古住宅を買い、リフォームして住みたいと考えています。中古物件を探す上で、注意するべき点があれば、ご教授頂ければ幸いです。 外観や広さが気に入れば、耐震アップ、寒さ対策、間取りの変更は、お金さえかければ、上手くいくものでしょうか?

【上田の回答】

現状、空家・中古住宅が増えており、国は空家を活用する方向での施策に取り組んでいます。

それは良いことだと思いますが、中古住宅・空家には、いろいろな問題がありますから、それを知って進むことが大切と、私は思います。

問題点

1、フルリフォームはかなりお金がかかるのですが、「リフォームは多分、300万円もあれば出来るだろう」とか「500万~600万円もかければ、かなり豪華にできるだろう」などと思っている施主様が少なくありません。

もちろん、畳を敷き変えるだけとか、壁のクロスを張り替えるだけ、などなら、200~300万円くらいの金額できます。しかし、それくらいのリフォームで済む中古住宅というのは、だいたい築15年迄の家であり、そもそもリフォームを必要としない家です。「床や壁がちょっとくたびれているので、そういうったところだけ変更すれば良い」というような家です。

こういった表面的なリフォームを、私は「表面リフォーム」と呼んでおり、多くの施主様が考えている建築費は、表面リフォームのものです。

しかし、多くの施主様は、「まずは、水廻り設備(キッチン・洗面・トイレ・フロ)を変えたい」とおっしゃいます。この場合、たいてい、それだけで500万~700万円ほどかかるのが普通です。

そして、さらには、「水廻りだけでなく、住みやすくなるように間取りも変えて、そろそろ寿命がきている屋根・外壁も変えて、暖かくなるように断熱材も変えたい」とおっしゃるのが普通です。

こうなれば、1500万~2000万円かかるのが普通です。

大手ハウスメーカーや技術高い工務店の、新築なら、最低でも2000~2500万円かかりますので、中古住宅をフルリフォームすれば、新築の建築費に近くなるのです。

ですから、中古住宅の事情を知った施主様は、「なんだ、それだったら、新築にしたほうがマシ」となります。

そして、500万円を追加して、大手HMや技術高い工務店の新築にする施主様もいえれば、ローコストメーカーに依頼して、1500~2000万円で新築をする施主もいます。

「1500~2000万円かけて、中古住宅をフルリフォームしよう」という施主さまは少ないです。

こういう現状があるから、空き家がどんどんと増えているのです。

ですから、こういう現状下、中古住宅をフルリフォームするのは、以下の条件に当てはまる人です。

1、売り土地がない地域。人気がある特定の地域に住みたい人は、売り土地自体がなかなかありません。私も以前、「鎌倉に住みたい」という施主様から依頼を請けたことがあります。人気の高い地域ですから、施主様は数年探し求めましたが、売り土地がなく、結局、中古住宅を購入し、新築並みの建築費でフルリフォームなさいました。

2、構造・間取りがしっかりとしており、フルリフォームしてもそれほどお金がかからない中古住宅を探すこと。

たとえば、構造材である基礎がもろくなっているとか、土台や柱や梁が白アリにやられているとか、雨漏りで腐っているなどすれば、構造を変えるリフォームをしなければなりません。この場合、新築並み、場合によっては、新築より高価になってしまいますので、構造がちゃんとしているかを見抜く必要があります。

また、屋根や外壁や断熱材がかなりくたびれているとか、元々安物を使っているなどすれば、交換する必要があり、そのリフォームに、いくらかかるのかを見抜く必要があります。

また、間取りを変えるためには、たいていは、柱を抜く必要がありますが、まず、抜けない柱・壁というのがあり、この場合、間取りを変えることができません。この意味から、「良い間取りにするため、柱・壁を抜ける家」であることを見抜く必要があります。

上記3つを見抜き、「屋根と外壁はまだまだ大丈夫。ただ断熱材が安物だし、水回りは汚くて使えないから全て交換。間取り変更のため、これらの柱を抜き、壁を壊したいが、たまたま可能だ。フルリフォーム代はだいたい1500万円くらいになるだろうから、いける」とか、

「水回りはまだまだ使える。少し気持ち悪いものの、お金がないから、水廻りをしなければ、1000万円で済む」などとなり、

「この中古住宅+フルリフォーム計画は、いける」と見抜くことができた場合のみ、中古フルリフォームは良いものになります。

通常、そこまで見抜ける人は、ある一部の建築士や、ある一部の工務店ベテラン社員だけでしょう。素人でそこまで見抜ける人はいないでしょうし、もしいたとしたら、その人は建築業界で、私と同じような仕事ができて、私と同じくらいの年収を稼げるでしょう。

いずれにしても、リフォームは高くつきますし、安くできるとしたら、それは、フルリフォームではなく、たいていは表面リフォームであるということを知っていただければと思います。

もし本気で、比較的安価でのフルリフォームを目指すなら、上記条件に合う物件を見つけ出すことが、第一歩になります。

「ジャンカ」=基礎の欠陥


写真は、基礎にできる欠陥です。

「ジャンカ」、と言います。%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%82%ab

基礎を作る時は、コンクリートを流し入れるのですが、

この際、バイブレーターという機械で、コンクリートを撹拌します。

下の写真では、Aさんがコンクリートを注入しており、

Bさんがバイブレーターをかけています。

このバイブレーター作業を、

力の限り行うことで、はじめて、

ジャンカを防ぐことができます。%e5%9f%ba%e7%a4%8e%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc

 

 

ジャンカは欠陥なので、必ず防ぐ必要があるのですが、

これを防ぐことは、かなりの重労働になるため、

大半の家では、ジャンカを作ってしまっているのが、現状です。

 

ジャンカを作ってしまう原因は、

「ジャンカを知らない建築業者が多い」という事実、そして、

「これくらい欠陥ではない」、と考える建築業者が多いからです。

結果、重労働をせず、ジャンカが横行しているのです。

 

下の写真が、バイブレーターを正しくかけた時、

すなわち、重労働をした時の基礎です。
%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%82%ab%e3%81%aa%e3%81%97ジャンカが一つもなく、とても綺麗で、

本来必要な強度が確保できています。

これは、私と、私のパートナー建築家が監理し、

施工会社Hさまと、その基礎屋さまの、

4者が協力して作った基礎で、

施主さまに胸を張れる素晴らしい出来です。

 

厳しい監理者(建築家)を雇わない時は、

ジャンカが出来るのが普通ですから、

皆さんは、施工会社に、口がすっぱくなるほど、

よくよく注意してから、施工してもらってください。

しかし、そうしたとしても、たいていは、作ってしまうでしょうから、

施主自身がジャンカをちゃんと見つけて、

しっかり補修してもらってください。

屋根換気


「屋根換気」、というものがあります。

ハウスメーカーや工務店の低価格商品には含まれていませんが、
高価格商品は、屋根換気が付いています。

写真は、屋根を下から見上げたものです。 %e5%90%8d%e5%89%8d%e4%bc%8f%e3%81%9b%e3%81%9f
屋根の部分に見えるMAGと書かれているのが、屋根通気部材です。
この部材の上を、空気が通り抜け、排気されていく仕組みになっており、
結果、夏の暑さが、かなりマシになります。

費用は、30万円ほどかかるため、
採用しない人が多いですが、
費用が捻出できるなら、採用されたほうが良いです。

PS
中央に見える派手なものは、
「棟札・棟飾り」というもので、
火災等の災いに遭うことなく、
末長く栄えるように、と願いを込めるものです。

鎌倉市物件の薪ストーブ


鎌倉市I様邸のリフォームです。

薪ストーブが設置されました。(^^)dsc01040

場所はダイニングです。
暖をとるだけでなく、ここで料理を作りながら、食事もできます。
また贅沢にも、周囲は全て床暖房を設置しています。

なお、床は、ムク材(アッシュ)です。

薪ストーブは、薪の確保・手間が少し大変ですが、
薪ストーブの心地よさは、何ものにも代えがたいものがあります。

後ろのサッシは、インナーサッシを入れ、
2重窓にしました。(白い枠がそれです)

薪ストーブ、床暖房、ムク床、インナーサッシで、
冬は、ホカホカになると思います。(^^)

I様・・・この贅沢者!(^^)/

 

第三者検査



富山のF様邸です。

写真は、第三者検査の写真です。
今回は、JIOという会社さまの検査を受けました。 kimg2044

ただし、検査会社は、 構造的なことはチェックしてくれますが、
施工の出来・不出来は、チェックしません。

そのため、「構造は問題ないが、施工状態で問題がある」
という家が多いです。

施工状態をチェックしないので、
「86%の施主が後悔」となるわけです。

UYDCの家づくりでは、検査会社のチェックだけでなく、
私または、私のパートナー建築家が、
施工の出来・不出来を検査をしますので、
ほぼ完ぺきです。

以前も書きましたが、本来、建物を作る時は、
このような「トリプルチェック」が基本です。
手間がかかるので、大半の家では、
ダブルチェックにしてしまっているのです。 

賢明な皆様は、
「トリプルチェックが、本当の姿」
ということを知ってくださいね。

施工監理の大切さ


今日は、「施工監理の大切さ」、
というお話をさせて頂きますね。(^^)

今、富山の2世帯住宅の設計監理を請け負っていて、
その監理を、UYDCパートナー建築家の一人である
荒井さんという建築家に依頼しています。
http://arai-arch.net/

もちろん、彼にまかせっきりでは無く、
私の監理指示のもと、監理していただいているのですが、
とても緻密に監理してくれています。
荒井さんはとても優秀な建築家ですので、
富山で新築をお考えの方は、荒井さんをご検討くださいね。(^^)

さて、下に添付した監理報告書をご覧ください。
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報告書を見ると、赤字が結構あって、
施工にいくつか間違いがあることが分かります。

しかし、これは、少ないほうです。
施工を依頼している工務店さまは、とても優秀であり、
これは珍しいほうです。
通常、多くの建築会社さまは、間違いはもっと多いです。
だから、我々建築家はいつも苦労しています。

大半の建築会社さま(工務店・ハウスメーカー)の施工というのは、
職人さんと現場監督という2人体制で進めます。
そして、この「2人体制」というのが、実は、おかしいのです。

職人さんというのは、学校で勉強するのではなく、
親方の元で学びます。
親方が素晴らしい知識・技術を持っていれば良いのですが、
そうでない親方が沢山いらっしゃいます。

そういう親方の元で働いた職人さんは、
当然、充分な知識や技術を得られません。
しかしながら、そういう状態であっても、
見た目には、仕事が出来るように見えるので、
独立はできますし、仕事も入ってきます。

しかしながら、施工基準の知識は知らないので、
釘を打つ技術はあるものの、
釘のサイズやピッチの知識を知らないので、
サイズが違っていたり、ピッチが違っていたり、
となってしまうのです。

そして一方の現場監督は、と言うと、
全ての分野を知っておく必要があるのですが、
これは至難の業です。
一つの分野であれば、習得するのが可能でしょうが、
全ての分野となると、なかなか習得できるものではありません。

◎基礎工事 
◎屋根工事 
◎木工事 
◎換気分野工事 
◎コンセントや照明器具工事 
◎塗装工事 
◎外壁工事 
◎内装工事(クロスや塗り壁)
◎建具工事(サッシや室内ドア)
◎水道工事 
◎外構工事

等々、家を建てるには、沢山の分野があり、
それらすべての知識を習得することは、
理想ではありますが、たいていは無理です。

付随して言えば、現場監督は多忙すぎるのです。
監督は、現場を監督するだけではなく、
材料の選定・発注・納品時確認や、
職人の手配・指示や、
スケジュール管理、等々、
山のような仕事を抱えているため、
施工のチェックだけに専念できないのが普通です。


結果、充分な知識の無い職人さんと、
分野が多すぎて、多忙すぎる現場監督さん、
という2人だけで、家づくりをしているので、
失敗があって当たり前なのです。

ですから、結論を言えば、
職人と監督、という2人体制では、良い家は建たないのです。
だから、その間違いを指摘し、正しい施工法を教える
「監理者(建築家)」が必要になってくるわけです。

完成後、「欠陥がある」だの「不具合がある」だの
後悔する施主さまが少なくありませんが、
本来、「職人・監督・建築家」という3人体制でやるべきものを、
2人体制でやっているから失敗してしまうわけです。

公共建築物を建てる場合は、
必ず、3人体制で当たるのですが、
住宅に関してだけは、2人体制が当たり前になってしまっています。

本来、必要である「3人体制」だと高価になる・・・

「安く買いたい」という施主側と、
「安くしなければ売れないから、2人体制で売ろう」
という建築側の両者の思いが重なって、
2人体制が横行しているのです。

本来、3人で担ぐ重量のある神輿を、
「2人で担いでいる」のです。

ひどい場合だと、現場監督はあまり現場に来ず、
職人さんにまかせっきり、すなわち「職人1人体制」
というところさえ、少なくありません。

皆さんは、是非、3人体制を採用してくださいね。
家づくりを、建築家に依頼しない場合は全て、
自動的に、2人体制になってしまうので、
監理だけでも建築家に依頼したほうが良いです。

また、建築会社については、
充分に現場に来てくれる現場監督がいる 、
職人に任せきりにしない建築会社を
選んでくださいね。<(_ _)>

富山の2世帯住宅


富山のF様邸です。
施工は順調に進んでおります。

写真は、玄関に置いたスリッパです。

玄関にスリッパ
建築現場というものは、とても汚れやすいので、
施主さま用スリッパと、業者さま用上履きを、
置いておくことをお勧めします。

詳細は、「間取りにこだわればいい家になる」259ページ参照
をご参照ください。(^^)

表紙

明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV]


以前使っていたブログを間違えて消去してしましました。(^^;

こちらに復活させていただきます。

・・・・・

http://jp.channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=codeno001&prgid=50795028&page=1&ref=ch&lot=cthum2_1_2

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明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV」

に出演させていただいた動画です。

私は、34分くらいに出てきます。(^^)

さんまさんは、さすが、「テレビ業界の神様!」

って感じでした。(^^)

 

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