家づくりに関わる付帯費用
予算のことがよく分かっておられない施主様が少なくありません。
そこで、家づくりに関わる費用を述べたいと思います。
家づくりには、以下の費用がかかります。
- 1、土地代
- (消費税はかかりませんが、不動産業者の仲介手数料がかかります。
- 仲介手数料は、土地代×3%+6万円+消費税です)。
- 2、建築費(税抜き)
- そして、建築費以外に、以下3~10の「付帯費用」
- と呼ばれるものが、かかります。
- 3、グレードアップ代
- 断熱材や屋根や外壁やキッチンや風呂や洗面台や床材
- その他全ての建材を良いものにグレードアップした場合、
- 当然、高価になります。
- グレード高い家を希望される施主様は、数百万円かけますし、
- 多い人だと1000万円とか2000万円かける人もいます。
- 4、カーテン・AC・照明
- 全てお持ちなら0円。
- 普通は最低数十万円~
- 5、地盤改良
- 土地によりますが、改良不要なら0円、
- 軟弱なら最低50万~かかります。
- 6、上下水道・ガス等々の引き込み・配管
- 敷地の広さにより50万~。
- 7、外構(カーポート・庭など)
- 土地の整地と、砂利くらいなら20~30万円。
- カーポートなどを作れば50万円~、
- 庭や外塀などまで作れば100万円~。
- 8、家具
- 全てお持ちなら0円。
- 普通は最低数十万円~。
- 9、上記にかかわる消費税
- 上記1~7すべてに8%が加算されます。
- 10、諸費用(登記、税金、地鎮祭、上棟費、引っ越し代)
- 50万円~
ですから、付帯費用として、最低数百万円、
下手をすると1000万円超のお金がかかるのですが、
多くの施主様は、
「総予算が5000万円で、
土地が2000万円だったので、
建築費は、3000万円かけられる」
などと勘違いしてしまう施主様が多いです。
しかし実際に建築費にかけられる額は、
2500万円などになってしまうわけです。
なお、これは、どこのハウスメーカー・工務店でやっても、同じです。
決して、「どこそこの工務店なら、付帯費用は不要だ」
なんて勘違いしないでくださいね。
家づくりには、消費税と付帯費用が、必ずかかりますから、
- その分をちゃんと見込んで、資金計画してくださいね。