上田康允プロフィール

上田康允(やすまさ) 愛称:間取り先生

 

1965年生まれ 兵庫県神戸市出身 現在滋賀県彦根市在住

上田康允(やすまさ)

ハウスメーカー・工務店で勤めた後、建築家として独立。
現在、「上田康允デザインコラボ」建築設計事務所の代表として、全国各地で、住宅・店舗の設計監理を手がけている。
「一般社団法人 日本間取り協会」 代表理事。

間取りの専門家で、「間取り先生」の愛称で、テレビ出演や、全国での講演活動など、多方面で活躍中。

趣味は合気道で、「和合の道を探る」というのがモットー。
海外旅行が趣味で特にハワイが大好き。

 

著書に、「安らぐ家は間取りで決まる」12万部ロングセラー、「間取りにこだわればいい家になる」3万部ベストセラー、「間取りプランナー1級・2級・初級教本」(日本間取り協会講座用)、共著に「絶対失敗しない土地と一戸建ての買い方」がある。

 

メールアドレス uydc☆zeus.eonet.ne.jp(☆を@にして送信ください)

私のはじめての家づくり

私は30歳までは、建築以外の業界で働いていました。
そして30歳の時、はじめて家を建てました。
地元で人気が高い工務店に依頼しました。
図が、その間取りです。

私はその当時は、当然、建築・間取りの素人でしたので、
この間取りが良いのか悪いのか、あまり分かりませんでした。

ただ、よくある感じの間取りでしたし、
「一級建築士(=すなわちプロ)が考えたものなので、これで良いのだろう。
素人である私が考えるのは、ダメだろう。」
と、単純に思いました。

そして着工し、完成した時は、ただただ嬉しいばかりでした。

27個の失敗ポイント

しかし、数か月、住んでいくうちに、住みにくいことが、だんだんと分かってきました。

その他にも、いろいろな欠点があり、合計27か所に、問題がありました。

失敗しても誰も責任はとってくれない

私は、建築費に3000万円もの大金を払った家が、
こんな状態だったので、ものすごく悔しく、
工務店に文句を言いましたが、
「上田さんが了承されたので・・・」
という回答でした。

私はそれ以上、何も言うことができませんでした。

私は、一念発起しました。
「私自身が、良い家を提供し、世の施主たちを幸せにしてあげよう」
と。

私は、それまで居た業界から離れ、すぐに建築業界に転職しました。

ハウスメーカーに就職

私は、「工務店だから、レベルが低い」と思い、
「ハウスメーカーなら良い家を提供しているだろう」
と思いました。

そこで、某ハウスメーカーの面接を受けたところ、運よく
入社することができました。

最初は、建築士の資格がなかったので、営業をさせられました。
HMでは、営業マンが間取りを考え、
建築士は申請や管理などをします。

「建築士が間取りを考えず、営業マンが間取りを考える」
というのは、業界の不思議な慣例なのですが、
私にとっては、とても良い勉強になりました。

しかし、勤め続けていくうちに、だんだんと
HMの欠点が分かってきました。

ハウスメーカーの欠点

HMの仕事は、とにかく、

という業界でした。

「工務店は低レベル」、
「HMは高レベル」
と思っていたのが、全くの幻想であることを、思い知らされました。

そして、私は、そういうやり方をすることが苦しくなっていき、
ほどなくしてHMをやめました。

工務店に転職

その後、私は工務店に転職しました。
工務店は、HMに比べれば、
お客様に対して、比較的、
親切丁寧な対応をしていました。

しかし、勤めるうちに分かったことは、
「HMにしても工務店にしても、
客が満足する家を提供することは難しい」
という事実でした。

その理由は以下です。

多くの家に住んだことがない

それは、プランや設計を考える営業マンや建築士は、結局、
「多くの間取りに住んだことがない」
「いろいろな建材の家に住んだことがない」
という業界人が多いからです。

料理人で言えば、
「いろいろな料理を食べたことが無い料理人」が、
「料理をつくり、客に出している」
のです。

私は、HMと工務店での仕事を通し、
「結局、間取りの理論(間取り学)というものが存在せず、
皆、経験だけで間取りを作っているから、
良い間取りが提供されないのだ」

ということを悟りました。

16軒の家に住んだ経験

私は、これまで、合計16の間取りのアパート・一軒家に住んだことがあります。
21~25歳には、アメリカとカナダに住んでいたので、外国の家にも住んだことがあります。

そして、30歳の時の家づくりでの失敗経験もあり、

 「良い間取りを考えられる能力」
を自然と蓄積することができました。

間取りの専門家として独立

私はその後、工務店をやめ、建築士の資格を取得し、
建築家として独立しました。

そして、私がそれまで疑問に思っていた建築業界の実状や裏側を全て網羅した
「安らぐ家は間取りで決まる」
という本を出しました。

「安らぐ家~」は、これまで誰も書いたことがない内容でしたので、
すぐにベストセラーになり、独立当初から苦労なく仕事が舞い込みました。

家は、3回建てて、はじめて良い家ができる

「家は、3回建てて、はじめて良い家ができる」
と言います。

これは事実です。
なぜなら1回目は、家づくりに関しての知識・経験がまったく無いので、
全くおかしな進み方をしてしまうからです。

実際、「86%の施主が、家づくりに後悔」、
という調査結果があり、
(日経ホームビルダー2010年3月号)

「95%の施主が、間取りをやり直したい」、
という調査結果があります。
(一般社団法人日本間取り協会2017年調査)

これは当たり前と言えば当たり前です。

生まれて初めて何かをやる時、最初からうまく行くなんてことは、
普通はありませんからね。

そして2回目は、1回目の反省は活かせますが、
良い家づくりの知識・経験が、まだまだ少ないからです。

3回目の家づくりを、1回目に!

皆さんは、30歳の時の私のように、あるいは86%・95%の施主のように、
「家は建ったが後悔ばかり」
ということが無いように是非ご注意ください。

私・上田にご依頼いただければ、
「他とは比べものにならない深く考えられた家」
「家づくり3回目の家」
「やはり、上田さんに依頼して、大正解だった!」
という家をご提供できますので、是非ご検討くださいませ。

 

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