カテゴリー: 施主の注意ポイント

ハウスメーカー・工務店の選び方2


皆様、こんにちは~(^^)
間取り先生、こと、上田やすまさで~す(^^)/

今日は、「ハウスメーカー・工務店の選び方2」です。

話をする業者は、最低10社、できれば20社くらいと話してください。
町のタウン誌やネットなど、いろんなところで探せると思います。
そして、1/3がハウスメーカー、1/3が工務店、1/3が建築家、
というふうにするのが良いです。

大半の施主様は、「相手の話を聞く」ということをしますが、これはやめましょう。
各社がいろんなことを言うので、たいていパニックになって、より分からなくなります。
それより、質問することを心がけましょう。

相手を見極めるための質問をするのです。
皆さんが払う数千万円を任せてよい組織かどうかを、
たくさんの質問をして、見極めるのです。

今後も続々とアップしていきますね。(^^)/

間取り先生

ハウスメーカー工務店の選び方1


皆様、こんにちは~(^^)
間取り先生、こと、上田やすまさで~す(^^)/

今、新しい本を書いています。題名は、
「ハウスメーカー・工務店の選び方」 です。
業者選びで後悔している人が多いので、正しい選び方を書いていきますね。

すべてをここに出すわけにはいきませんが、
出版までは権利関係は大丈夫なので、一部だけですが、
ブログにアップし、皆様のお役に立てば良いなと思っています。(^^)/

今回は、「新築とリフォーム」 に関してです。

新築をするときは、新築の経験の多い業者を選びましょう。
そして、リフォームのときは、リフォーム経験の多い業者を選びましょう。

新築とリフォームは、「まったく違うもの」
と言ってもいいくらい、違うものだからです。

今後も続々とアップしていきますね。(^^)/

間取り先生

よくある失敗例 「いつまでに建てたい」


以下のような施主さまも多いです。

「いついつまでに建てたい」

これが、1年以上先のことなら、構いません。
しかし、10か月以内とか、ひどい時には半年以内、などと言う施主様がいます。

家づくりは、本来、最低1年かかります。
設計に半年で、施工に半年です。
設計途中や工事途中に、施主様が変更したくなることもあるので、
可能なら、1年3~4ヵ月みておくと賢明です。

家づくりを、10か月とか半年などと考えている施主さまは、
家づくりを「安易なもの」、と考えているのです。

「家づくりで後悔した」という施主が86%もいて、
「間取りをやり直したい」という人が95%もいます。
家づくりを安易に考えているから、こうなってしまうのです。

家づくりは、最高に難しいものであり、かつ、
数千万円をかけた人生の一大事業です。
皆さんは失敗しないように、「いつまでに」などという考えは捨てて、
充分な時間をとって、家づくりに臨んでくださいね。

注意!!今後、建築費が上がります


2019年4月に消費税が増税されます。
以前の増税の時も同じですが、
増税前半年間と、増税後半年間は、
建築業界は、超多忙になります。

結果、建築費の値引きは無くなりますし、
優良業者は多忙になりすぎて、契約さえできなくなります。

来年夏頃からそのような状態になるので、
来年春までには、設計は終わらせておいたほうが良いです。

ちなみに、以下はUYDCでの工程です。
今月(8月)開始でも、やや厳しいです。

遅くても、10月くらいまでには開始しないと、
建築費の値引き交渉が難しくなりますので、
新築ご検討の方は、すぐにも開始されることを、お勧めいたします。

8月下旬、間取り仮決定
9月下旬、間取り決定、外観仮決定
10月上旬、仕様仮決定
10月中旬、工務店に概算見積もり依頼(1ヵ月かかります)
11月中旬、概算見積もりの結果、仕様変更打合せ開始

【正月休み(2019年の消費税増税に向け、工務店の値引き少なくなります)】
1月上旬、詳細決定後、CAD図面作成開始(1ヵ月かかります)
2月中旬、工務店に正式見積もり依頼(1ヵ月かかります)
3月中旬、正式見積もり決定
4月中旬、施主様と工務店契約(上田康允が同席します)

【GW休み(2019年の消費税増税に向け、工務店の値引き無くなります)】
5月中旬、解体申請、確認申請(3週間かかります)
6月中旬、解体開始
7月上旬、地盤調査(1日)
地盤軟弱なら、7月中旬に地盤改良工事(2週間ほど)
7月下旬、基礎着工

【お盆休み(建築業界がピークになっていくため、優良ハウスメーカー・工務店とは契約できなくなります】
8月下旬、上棟(工事は4~5ヵ月かかります)
2018年1月完成(たいてい、是正工事あります。半月ほど)
2月引き渡し・ご入居

【4月消費税引き上げ】

新築をお考えの方は、すぐにも開始されることをお勧めします<(_ _)>

契約書の条文をチェックしよう。


皆さんが、家を建てる時は、契約をすることになります。
ハウスメーカー・工務店によって、契約書の内容・条文が違いますから、
互いに公平になる条文にする必要があります。

私の場合は、契約内容をチェックし、相互に公平な内容にします。
しかし、建築家が入らない場合は、施主自らが、それをやることになりますが、
正直、そこまでできる人は、ほとんどいないのが現状です。

契約内容・条文というものは、とても大切なものです。
あとになって、「そんなつもりではなかった」と言っても、
契約書の内容・条文が、優先されます。

賢明な皆様は、是非お気をつけくださいね。

 

駐車場の不満が、73.4%


一般社団法人日本間取り協会が実施したアンケートでは、
73.4%もの人が、駐車場に不満を持っています。

いろいろな不満がありますが、多いのは以下です。

◎ 駐車場と玄関が離れていて、不便。

「新築後に、駐車場と玄関を近づける」
なんていうことは、不可能なので、
一生を後悔することになるわけですね。

ですから、新築時には、そのことを考えて
間取りを作ることが大切になるわけです。

これは、間取り学の基本なのですが、これを知らない人が多いので、
73.4%もの施主が、後悔することになるわけです。

家づくりの後悔が、86%


「86%の施主が、後悔」という調査結果があります。
(日経ホームビルダー様2010年3月号)

大半のHM・工務店は、展開図を描きません
結果、後悔される施主さまが多いのですが、
その原因は、施主様とも言えます

1、施主さまは、安い建築費を求める。
2、HM・工務店は、安くするために、展開図など詳細な図面を描かない。
3、施主様は、住んでから、「違う!」と不満を持つ。

賢明な皆様は、是非ご注意くださいね

 

木造、ツーバイフォー、鉄骨、RCの違い


 

先日、ある施主様から、

「木造、ツーバイフォー、鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)

は、強度が違うのですか?」

と質問されました。

私たち建築士にとっては、知っていて、当たり前なのですが、

多くの施主様は知らないかもしれませんので、

説明させていただきますね。(^^)

 

*厳密に言うと、前提条件により強度は変わりますが、

 ここでは分かりやすくするため、簡単に説明いたします。

 

【地震に対して強い順】

第1位、RC(ジャジャン♪)

2、重量鉄骨、ツーバイフォー

3、木造、軽量鉄骨

 

【建築費が高い順】

第1位、RC

2、重量鉄骨

3、木造、軽量鉄骨

4、ツーバイフォー(ジャジャン♪)

 

【間取りの自由が高い順】

第1位、木造、重量鉄骨、軽量鉄骨、RC(ジャジャン♪)

2、ツーバイフォー

 

【化学物質が少ない順】

第1位、木造、重量鉄骨、軽量鉄骨、RC(ジャジャン♪)

2、ツーバイフォー

 

 

よく、「木造とツーバイフォー、どちらが良いのですか?」

というご質問をいただきます。

答えは、

「地震に対しては、ツーバイフォーは強く、

建築費も安いので、耐震や、安い建築費を求めるなら、

ツーバイフォーが良いです。

しかし、ツーバイフォーは、化学物質が多いし、間取りに制限が多いので、

健康や間取りを優先したいなら、木造や軽量鉄骨のほうが良いです。

そして、お金が潤沢にあるのなら、RCや重量鉄骨が良いで~す」

となります。(^^)

 

大金持ちのお客様は、RCや重量鉄骨を、

どんどん建ててくださいね。(^^)

契約後に、方針を変えたい場合は?


ハウスメーカーと契約した後に、

間取りの打ち合わせを続けているにも関わらず、

「良い間取りができない」と悩み、

私にご連絡くださる施主様が多いです。

 

契約解除すれば、契約金100万円は、

返金されないことが多いため、

モンモンとしている施主さまが多いです。

こういう場合、どう進めば良いのでしょうか?

私は以下が良いと思うのです。

 

◎ 結婚と比べてみる

Aさんには、Bさんという恋人がいます。

しかし、Bさんは、少し横暴で、性格に問題があり、

「一生をともに」とは考えられません。

 

Bさんは、結婚話を進め、

Aさんを、結婚式場の見学に誘いました。

Aさんとしては、結婚自体には憧れているので、

テンションが上がり、Bさんの誘いに応じました。

見学中、さらにテンションが上がってしまい、

Bさんからのプロポーズに、OKしてしまいました。

しかし、家に帰ると、Bさんとの結婚に、

やはり不安を持ちました。

 

そこで、離婚経験のあるCさんという友人に相談をしたところ、

とても良いアドバイスをくれ、

そういうことを続けているうちに、

段々とCさんを好きになってしまい、

相性も良いことが分かってしまい、

お互いに、「この人なら」と確信を持つことができ、

Cさんから、プロポーズされてしまいました。

 

もし今から、Bさんと別れると、

結婚式場の違約金100万円は

Bさんとの破談慰謝料として、

Aさんが支払わなければなりません。

さて、この場合、以下のどちらの道を進むのが、

Aさんにとって、幸せなのでしょうか?

 

1: 目先の100万円を守り、Bさんとしぶしぶ結婚し、

   一生、後悔する

2: 100万円は諦め、Cさんと結婚し

   一生、幸せになる

 

家を建て、仮に30年間、暮らすとすると、

100万円÷30年×365日=91円/1日です。

1日たった91円で、一生、幸せになれるのなら、

安いものだと、私は思います。

 

お問い合わせは、上田康允デザインコラボ 

0749-20-1584まで、

お気軽にご連絡くださいませ。

 

ドア?引き戸?


ドアにするか、引き戸にするかで、悩まれる施主様が少なくありません。

 

ドアの利点は、横を壁にできることです。

壁があるため、照明スイッチとか、コンセントを設置することができます。

また、壁がある、ということは、家が強い、ということです。

*家は、壁が多いほど、強くなります。

 

ドアの欠点は、引き代が必要ということです。

ドアを引く時、一歩、下がる必要がある、ということです。

一方、引き戸の欠点は、引き戸が引きこまれる壁が薄い=家が弱い、ということと、

照明スイッチやコンセントを設置できない、ということです。

 

他方、引き込み戸というのがあります。

引き戸を、隙間に引き込むタイプの引き戸です。

これの欠点は、引き戸が引き込まれるスペースに

入ったほこりやゴミを、掃除できない、というです。

 古い家では、よく虫の死骸が残っていることが多いです。

使いやすい間取りにするため、少なくない施主様が、

「全て引き戸にしてください」、と要望されることがありますが、

引き戸ばかりだと、照明スイッチやコンセントやリモコンを設置できず、

逆に、使いにくくなる、ということがあります。

 

利点欠点を知らず、自分のイメージだけで採用すると、

あとで、とっても後悔しますから、必ず、

その利点欠点を知ってから、計画してくださいね。

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