カテゴリー: 施工に関して

第三者検査



富山のF様邸です。

写真は、第三者検査の写真です。
今回は、JIOという会社さまの検査を受けました。 kimg2044

ただし、検査会社は、 構造的なことはチェックしてくれますが、
施工の出来・不出来は、チェックしません。

そのため、「構造は問題ないが、施工状態で問題がある」
という家が多いです。

施工状態をチェックしないので、
「86%の施主が後悔」となるわけです。

UYDCの家づくりでは、検査会社のチェックだけでなく、
私または、私のパートナー建築家が、
施工の出来・不出来を検査をしますので、
ほぼ完ぺきです。

以前も書きましたが、本来、建物を作る時は、
このような「トリプルチェック」が基本です。
手間がかかるので、大半の家では、
ダブルチェックにしてしまっているのです。 

賢明な皆様は、
「トリプルチェックが、本当の姿」
ということを知ってくださいね。

施工監理の大切さ


今日は、「施工監理の大切さ」、
というお話をさせて頂きますね。(^^)

今、富山の2世帯住宅の設計監理を請け負っていて、
その監理を、UYDCパートナー建築家の一人である
荒井さんという建築家に依頼しています。
http://arai-arch.net/

もちろん、彼にまかせっきりでは無く、
私の監理指示のもと、監理していただいているのですが、
とても緻密に監理してくれています。
荒井さんはとても優秀な建築家ですので、
富山で新築をお考えの方は、荒井さんをご検討くださいね。(^^)

さて、下に添付した監理報告書をご覧ください。
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報告書を見ると、赤字が結構あって、
施工にいくつか間違いがあることが分かります。

しかし、これは、少ないほうです。
施工を依頼している工務店さまは、とても優秀であり、
これは珍しいほうです。
通常、多くの建築会社さまは、間違いはもっと多いです。
だから、我々建築家はいつも苦労しています。

大半の建築会社さま(工務店・ハウスメーカー)の施工というのは、
職人さんと現場監督という2人体制で進めます。
そして、この「2人体制」というのが、実は、おかしいのです。

職人さんというのは、学校で勉強するのではなく、
親方の元で学びます。
親方が素晴らしい知識・技術を持っていれば良いのですが、
そうでない親方が沢山いらっしゃいます。

そういう親方の元で働いた職人さんは、
当然、充分な知識や技術を得られません。
しかしながら、そういう状態であっても、
見た目には、仕事が出来るように見えるので、
独立はできますし、仕事も入ってきます。

しかしながら、施工基準の知識は知らないので、
釘を打つ技術はあるものの、
釘のサイズやピッチの知識を知らないので、
サイズが違っていたり、ピッチが違っていたり、
となってしまうのです。

そして一方の現場監督は、と言うと、
全ての分野を知っておく必要があるのですが、
これは至難の業です。
一つの分野であれば、習得するのが可能でしょうが、
全ての分野となると、なかなか習得できるものではありません。

◎基礎工事 
◎屋根工事 
◎木工事 
◎換気分野工事 
◎コンセントや照明器具工事 
◎塗装工事 
◎外壁工事 
◎内装工事(クロスや塗り壁)
◎建具工事(サッシや室内ドア)
◎水道工事 
◎外構工事

等々、家を建てるには、沢山の分野があり、
それらすべての知識を習得することは、
理想ではありますが、たいていは無理です。

付随して言えば、現場監督は多忙すぎるのです。
監督は、現場を監督するだけではなく、
材料の選定・発注・納品時確認や、
職人の手配・指示や、
スケジュール管理、等々、
山のような仕事を抱えているため、
施工のチェックだけに専念できないのが普通です。


結果、充分な知識の無い職人さんと、
分野が多すぎて、多忙すぎる現場監督さん、
という2人だけで、家づくりをしているので、
失敗があって当たり前なのです。

ですから、結論を言えば、
職人と監督、という2人体制では、良い家は建たないのです。
だから、その間違いを指摘し、正しい施工法を教える
「監理者(建築家)」が必要になってくるわけです。

完成後、「欠陥がある」だの「不具合がある」だの
後悔する施主さまが少なくありませんが、
本来、「職人・監督・建築家」という3人体制でやるべきものを、
2人体制でやっているから失敗してしまうわけです。

公共建築物を建てる場合は、
必ず、3人体制で当たるのですが、
住宅に関してだけは、2人体制が当たり前になってしまっています。

本来、必要である「3人体制」だと高価になる・・・

「安く買いたい」という施主側と、
「安くしなければ売れないから、2人体制で売ろう」
という建築側の両者の思いが重なって、
2人体制が横行しているのです。

本来、3人で担ぐ重量のある神輿を、
「2人で担いでいる」のです。

ひどい場合だと、現場監督はあまり現場に来ず、
職人さんにまかせっきり、すなわち「職人1人体制」
というところさえ、少なくありません。

皆さんは、是非、3人体制を採用してくださいね。
家づくりを、建築家に依頼しない場合は全て、
自動的に、2人体制になってしまうので、
監理だけでも建築家に依頼したほうが良いです。

また、建築会社については、
充分に現場に来てくれる現場監督がいる 、
職人に任せきりにしない建築会社を
選んでくださいね。<(_ _)>

富山の2世帯住宅


富山のF様邸です。
施工は順調に進んでおります。

写真は、玄関に置いたスリッパです。

玄関にスリッパ
建築現場というものは、とても汚れやすいので、
施主さま用スリッパと、業者さま用上履きを、
置いておくことをお勧めします。

詳細は、「間取りにこだわればいい家になる」259ページ参照
をご参照ください。(^^)

表紙

25都道府県 64軒でした


これまでの物件数を調べたところ、
25都道府県で、64軒でした。
 
軒数など、考えたことがなかったので、
数字にすると、少しビックリです。
知らない間に、沢山やってきたようです。
 
鹿児島、1
熊本、1
宮崎、1
福岡、3
徳島、1
岡山、1
兵庫、2
大阪、5
京都、1
和歌山、2
奈良、1
滋賀、9
愛知、3
静岡、5
神奈川、4
東京、8
千葉、5
埼玉、3
長野、2
群馬、1
栃木、1
福島、1
新潟、1
宮城、2
北海道、1
合計、25都道府県、64軒。
 
やはり、地元である滋賀県が一番多いですね。
有難いことです。
 
でも、結構、東京からの依頼が多いですね。
やはり、都会の人は、地方に比べ、
建築家に依頼する人の比率が多いのでしょうね。
 
今は、神奈川と富山と鹿児島の物件をやっていますが、
次は、どこの都道府県の施主様から、
お声をかけていただけるでしょうか?
楽しみです。<(_ _)>(^^)
 

大阪M様邸が完成しました(^^)


 

大阪のM様邸が完成しました。

写真はダイニングキッチンです。

ダイニングキッチン1

壁紙はアイボリーにして、家具は白にしています。

調度が白の時は、背景にはカラーを入れたほうが、映えます。

照明器具は奥さま選定です。

おしゃれな奥様なので、選ぶものも一味違います。

 (おしゃれだの~(^^)

キッチン天井には吹抜けがあります(上写真中央奥)。

北側ですが、結構あかるいです(ラッキー♪)

吹抜けは、屋根面に天窓があり(下写真正方形のもの)、

壁に窓があります(縦長のもの)。

吹抜け 北1

吹抜けは、熱気がたまるので、

換気扇を設置するほうが賢明です(縦長窓の左)

下は着替え室です。

着替え室1

小さな家では、着替え室はムリなことが多いですが、

M様邸は広いので、設置できました。

 (お金持ちはいいな~(*^_^*)

天井にある丸いものは、ナノイーで、

白い棒は、物干し竿です。

室内干しができるようにしています。

下のようにして使います。

着替え室 天井物干し竿

パープル色の壁紙も、奥様選定です。

 (またまた、おしゃれにして~、この(^^)/

下はトイレです。

馬の絵の壁紙は、エルメスです。

 (ヒエ~(@_@。)・・・おいくら?)

DSC07025

 

日本の家は、白い壁紙がほとんどですが、

欧米は、ほとんどが、カラークロスです。

皆さんも、カラークロスを使って、

カッコ良い家を建ててくださいね。(^^)

 

PS

日本の家に使われる建材は、

ほとんど化学物質まみれです。

床、建具、壁、天井、断熱材、その他、

ほとんどがそうです。

「うちは、F4スター建材ですから大丈夫です」

などと言う営業マンが多いですが、

F4スターというのは、ホルムアルデヒド

(formaldehyde フォームアーデハーイド)が

基準値以下というだけのものです。

他の化学物質はなんら配慮されていません。

 

話を戻しますが、化学物質だらけの建材が多い日本で、

100%天然住宅の建築は可能ではあるものの、

高価になったり、デザインがイマイチになったりします。

ですから、せめて使えるところは、健康建材を使うほうが良いです。

M様邸では、F4スター建材の化学物質対策をしたり、

床はムクにしたり、天然原料で作られたUYDC認定クロス糊を使っています。

その他、私が開発した、とても健康的で、現代住宅にも合う

UYDCオリジナル畳も販売しています。

ご興味ある方は、是非お問い合わせくださいませ。

info@uedayasumasa.com

富山県 F様邸 地鎮祭


富山県で請け負っているF様邸の

地鎮祭がありましたので、出席してきました。(^^)

地鎮祭3トリミング

今回施工をお願いしたのは、

SA-SHEの家加盟店の北新建工さまです。

素晴らしい工務店さまなので、

設計者である私としても、とても安心です。

 

いつも通り、間取りはとても使いやすくしましたし、

建材選びも、デザインも、緻密に考えました。

さて、ど~んな家になるでしょうか?

半年後がとても楽しみです。(^^)

 

お施主様、かき氷を有難うございました。<(_ _)>

あの店のかき氷は、メチャうまです。

そして、皆様との会食はいつもとても楽しいです。

またご一緒させてくださいね。(^^)

 

全国の施主様がたへ、

地鎮祭の正しい受け方に関しては、

表紙小書「間取りにこだわれば いい家になる」248ページ、

上棟の詳細に関しては、同252ページ、

現場でのお茶出しの方法に関しては、同256ページに、

詳しく書いてありますので、参照してくださいね。

 

小書は税込1296円しますが、

弊社までメールくだされば、

中古本(と言っても充分きれいな状態のもの)を

税・送料込み650円で送付させていただきます。

ただし、3冊限定なので、ご希望の方は、

お早めにお願いいたします。<(_ _)>

メールでの無料相談・お問い合わせはこちら

TEL&FAX 0749-20-1584 ※平日・土日祝問わず、お気軽にお電話ください