雨養生しないと、大変なことになります


皆様、こんにちは!
間取り先生(*´▽`*)です!

以前、UYDC業務3を請け負ったことがあり、その際、施主様が施工を依頼したのが、某大手ハウスメーカーさんでした。
その施主様(職業は医師)が、UYDC業務1ではなく、3になさったのは、「やはり施工は大手ハウスメーカーでないと」、というお考えでした。

*UYDC業務3:間取りと外観だけ上田が対応し、施工会社選びや施工自体には上田は関わらない、という業務。
*UYDC業務1:設計~施工~完成まで、上田が対応する業務。

完成して1年ほどたったころ、施主様から連絡があり、
「玄関横にある収納が結露でひどい。ドライペットを何個も置いているが、すぐに満タンになってしまう。
修理するよう依頼しているが、良心的に対応してくれない」
ということでした。

結露の理由はおそらく
①壁内の断熱材がちゃんと施工されてない
②工事中に建材を濡らしてしまった→雨養生をちゃんとしなかった
③どこかの配管から水漏れしている
④基礎下に設置するべき防水シートの施工が悪かった
などの理由ではないか?と推測できます。

①の場合は、内壁をはがして、断熱材を詰め直せばよいのですが、かなりの費用がかかります。
②と③は莫大なお金がかかるし、④はもう治しようがありません。治すには家全体を解体するしかありません。

「良心的に対応してくれない」ということは、おそらく、莫大なお金がかかる②③か、修理不可能な④と思われます。 あるいは、2種類以上のミックスと思われます。

余談ですが、建築裁判になると、施主様が勝てることはほぼありません。
たとえば、多くの大手ハウスメーカーの契約書には、施工ミスがあったとき、
「過分な費用がかかる場合は、施主はハウスメーカーに、修理を請求できない」という一文があり
多くの施主が泣き寝入りする条文となっています。
上記施主様の場合も、この条文が適用されたのかもしれません。

【工事中の雨仕舞】

躯体の監理1(雨仕舞)

雨養生はとても大切です

結露は、どこの工務店・ハウスメーカーも、保証対象ではないので、
工務店・ハウスメーカー問わず、いかに良心的な業者に依頼するか?がとても大切です。
良心的な業者の場合は、保証の有無関係なく、間違いは誠心誠意対応してくれます。

湿気・結露は、家の大敵です。
雨養生は軽視せず、慎重に対応してください<(_ _)>!(^^)!

よろしくお願いいたします。
間取り先生(*´▽`*)

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