Nさま邸 基礎監理


皆様、こんにちは!
間取り先生(*´▽`*)です!

Nさま邸が着工しました!(*´▽`*)

ただし、着工したとばかり喜んでいられません。
完成するまでの半年間、ちゃんと施工がなされているか、非常にこまかく検査しなければなりません。
人間がすることですから、間違いが起こるのが普通ですから、監理というものが必要になります。

基礎工事では、数多くの検査ポイントがありますが、ほんの一部をご紹介します。

【設計どおりの鉄筋が使われているか確認します】
6 FS2 スラブ筋 モザイク済み 【設計通りの基礎高になっているか確認します】
17 立ち上がり高さ モザイク済み 【ベース筋下の「かぶり厚」というものを確認します】
4 スラブかぶり 【人通口の補強が設計通りなされているか確認します】
22 人通口1 モザイク済み

その他にも沢山のポイントを検査するのですが、人がやることなので、間違いは多いです。
設計通り施工されていないと、家の強度は落ちてしまいますし、
行政の検査は、上記のような細かな点は、検査しないので、ほとんど当てになりません。

基礎屋さんとか、大工さんとか、その他肉体労働では、間違いが多く発生します。
その理由は、「肉体を酷使するため、頭脳の働きが悪くなるから」です。

肉体労働をしたことがある人なら分かりますが、肉体労働中は、本当に頭が働かなくなります。
これは、力を出すために、血やエネルギーが肉体のほうが行ってしまうからです。
そのため、脳に血・エネルギーが回らないのです。

なにかの事故があると、よく、「どうしてそんな簡単なミスをしたのか?」
などということがありますが、肉体労働とはそういうものなのです。
私は、設計という頭脳労働をしていますが、日曜大工などの肉体労働をすることは、
山ほどあり、そういう時は、机上での頭脳の2~3割しか、頭が働きません。

肉体労働に間違いは付きものです。
だからこそ、監理が必要になります。

皆様は、監理の重要性を認識し、かならず監理者を雇ってくださいね。
ちなみに、現場監督は、監理者ではないので、ご注意ください。
監理者とは、当該施工会社の人ではなく、第3者の立場にある人のことです。
「現場監督が監理をしてくれるだろう」と思って、第3者の監理者を雇わない人が多いですが、 そういう家の多くに、施工間違いがあるのが普通です。

宜しくお願い申し上げます。
間取り先生(*´▽`*)

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